システムトレード(EA)におすすめの通貨ペア、通貨ごとの取引シェアを知ろう

FXではメジャー通貨からマイナー通貨まで様々な通貨ペアの取引ができますが、それぞれ特徴が異なります。今回はそんな数ある通貨の中からシステムトレード(EA)におすすめの通貨ペア選びについて記載します。

通貨ペアとは?

通貨ペアとは、売買する通貨の組み合わせのことです。例えば、ドルと円なら「ドル/円」、ユーロとドルなら「ユーロ/ドル」となります。英語で表記する場合は、通貨コードを使用し、「USD/JPY」「EUR/USD」となります。

この通貨名の順番には意味があり、通貨ぺの左側の通貨を「基本通貨」(基軸通貨)と呼び、支払う通貨を意味しています。

右側の通貨を「決済通貨」と呼び、購入する通貨を意味しています。

通貨ペアで示された為替相場の数値は、基本通貨1単位に対する決済通貨の比率を表しています。例えば、ドル/円=111.20なら1ドル=111.20円で売買されている、ということになります。

通貨の取引額シェアを知ろう

外国為替市場における通貨の取引額、取引シェアについては、国際決済銀行(BIS)が3年に1回公表しています。現在の最新調査は2016年のものですが、1日の平均取引額は総額5兆1,000億ドルになります。BISは、通貨ごとの取引シェアも公表しており、1位はドルで87.6%、2位はユーロで31.4%、3位は円で21.6%、4位はポンドで12.8%です。

(為替取引は売りと買いが同時に行われるので、全比率の合計値は200%となっています。)

通貨ペアの取引シェアを知ろう

通貨ペアの取引額、取引シェアについても、国際決済銀行(BIS)が公表しており、ドルを売買の相手方とする通貨ペアで4分の1弱を占めています。

通貨ペアの数はたくさんありますが、2016年4月時点の調査では、1位はユーロ/ドルの通貨ペアで、1日平均の取引額は1兆1,720億ドル、シャアは23.1%で、ほぼ4分の1の取引をこの通貨ペアが占めています。2位はドル/円で、取引額9、010億ドル、シャア17.8%、3位はポンド/ドルで、取引額4,700億ドル、シェア9.3%となっています。

流動性について

投資・投機の観点で大事な要素の1つが流動性です。流動性とは、売買取引のしやすさのことで(いかに容易に交換できるかを示す性質)、取引表の多い通貨は流動性の高い通貨と言えます。流動性が少ない通貨同士の売買だと、売買したいときに相手が見つからない、価格の変動幅が大きいといったリスクが生じます。

システムトレード(EA)に向いている通貨ペアの要素は?

システムトレードに向いている通貨ペアの要素は次の点です。

  • スプレッドが狭いこと
  • テクニカル分析が効きやすいこと

システムトレードでは、プログラムのシグナル発生条件によっては、短時間内に売買が数回〜数十回行われる場合があり、トレード回数も多くなる傾向があります。その場合、スプレッドが小さく取引手数料も安い方が圧倒的に有利となります。当然のことながら、プログラム自体にテクニカル指標を用いることが多い為、テクニカルが効きやすいことも重要となります。

取引量が多い通貨ペアは、市場参加者が増えるので、市場心理を反映しやすい傾向にあり、テクニカルなどが効きやすいです。また売買も多い為、スプレッドが狭くなります。

まとめ

システムトレード(EA)では、「ユーロ/ドル」と「ドル/円」は外せない通貨ペアです。

特にユーロ/ドルは、どの業者でもスプレッドが狭く設定されていることが多く、前述の通り、世界で最も取引高の多い通貨ペアで、市場参加者が多いという特徴があります。ボラティリティも大きく、トレンドが出やすい為、テクニカル分析で相場でを読みやすいことから、スキャルピング、デイトレードの通貨ペアとしては外せません。

EAを始める場合はこちらの記事もご参考にしてください。

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