トリコリラ円、上昇 or 下降の分岐局面、今後の行方は?

今週もトリコリラ円は好調な滑り出しですね。直近高値を上抜けて20.3円台に届きそうです。

TRYJPY日足チャート

日足で見ると一目均衡表の雲の上限がサポートとなっています。この雲は厚いのでいいサポートとしてよく機能しています。

また、目線を右に向けると上昇雲が形成され始めているのが分かりますね。

テクニカル分析的にはトレンド転換が起ころうとしています。

この見立てが確実なものかを判断する上で、もう少し長期のスパンに目線を広げてみると、また違った世界が見えてきます。

TRYJPY週足チャート

こちらは週足のチャートですが、ずーっと下降トレンドですね。

しかも8月のトルコショックで暴落した後の戻りがちょうど基準線(緑色の線)に達しようとしているところです。

このがレジスタンスとして機能すると、ここからの戻り売りが考えられます。

基準線はその名の通り、相場そのものの基準を表し、価格が基準線より上に位置している場合は「強気相場」、下に位置している場合は「弱気相場」とされていますので、長期目線ではまだ下降トレンドの中の一時的な戻りをしているだけという事になります。

よって、この基準線を越えられるかどうか? というところが大きなポイントになるかと思います。

 

ちなみに更にもっと超長期で見てみると、2001年の変動相場制に移行以来、トリコリラはずっと下げ続けています。

TRYJPY超長期推移

具体的には、2002年〜2008年ぐらいの期間は横ばいで、2008年リーマンショック後の急落の後、2015年ぐらいまでは緩やかな下降もしくは横ばいでした。それが2015年以降、急激に下げ続けて現在に至っています。

これをみると、底なし沼と思ってしまいますね。。

トリコリラはスワップ目的で長期保有している方も多いと思いますが(私自身も少量保持しています)、目先の短期トレンドにつられて深入りしすぎないよう、一歩引いて長期目線で確認してみることが必要かと思います。「木を見て森を見ず」にならないように!という事ですね。

あくまで私の所感ですが、短期的には一時的な上昇があるかもしれませんが、それが長期のスパンで継続するものになるのは少し難しいかもしれません。

今まで何度かトリコリラ円を買ったことがあり、いずれも最終的には含み損を抱えることになっています。今年8月のトリコショック時も16円台で少量買い増ししましたが、スワップポイント含め、ある程度の損失回収が出来たら精算してしまおうと思います。

 

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